企業責任世界レベルの研修

社内人材育成

メルコリゾーツは、従業員こそが将来の成功を決定する最も重要な要素であると考えています。この信条をもとに、メルコリゾーツは従業員とその家族のため、近年多くの人材育成の取組みを実施しています。

独自の社内学習アカデミー、オンライン高校卒業プログラムや奨学金のほか、マカオ科学技術大学(生涯学習学院)とマカオ科学技術委員会で共同開発された戦力向上研修などがあります。

学習制度

メルコリゾーツは、将来的なゲーミングおよびエンターテインメント業界のために、優秀な人材を育てることに力を入れています。そのため、従業員育成の公約を発表しました。その中には、2009年にいち早く開始した社内学習アカデミーがあります。「別人」のように生まれ変わる育成アプローチを採用し、職種別の職業訓練から生活習慣の改善まで、公私どちらの向上もサポートします。

学習アカデミーの長期ビジョンは、すべての役職、部署の従業員に対し専門的な教育学習プログラムを提供することです。国内外の教育機関とパートナーシップを結び、従業員が卒業資格を修得できるようにしています。

 
 

奨学金制度

学歴と継続的な学習を推進するのは政府だけの責任ではなく、家族や雇用主の責任でもあります。社会人の多くは、学問の追求を諦めてしまいます。それを可能にするため、メルコリゾーツは奨学金制度を設け、継続的な学習を支援します。

メルコリゾーツは、企業経営研修生プログラムを含む多くの人材育成の取組みを率先して行っています。従業員およびその家族向けに総額200万マカオ・パタカ(MOP)(2,967万円)の奨学金支援や、職務に関係する大学コースの授業料を最大50%負担、などを行っています。マカオのゲーミング業界の次世代リーダーを育てるというコミットメントを実現するメルコ奨学金プログラムは、マカオ初の、従業員とその肉親に提供する奨学金プログラムです。

当奨学金プログラムはメルコリゾーツが運営する施設のすべてにおいて、すなわちアルティラ・マカオ、シティ・オブ・ドリームス、モカ・クラブ、スタジオ・シティの従業員の間では絶大な好評を博しています。

メルコリゾーツはさらに、マカオの大学いずれかでの完全な4年間の学位プログラム修了のための、さまざまな奨学金の提供により、生涯学習というコンセプトを推奨しています。弊社は世帯全体の教育が重要であると信じていますので、こうした奨学金は従業員とその家族に対して提供されます。「希望の奨学金」というカテゴリーもあります。これは2010年に開始され、特別な状況のために他の方法では必要な学校の基準を満たせない者を対象とします。

「バック・ツー・スクール」

メルコリゾーツは、学習と高等教育を促進することは最も重要であると信じています。仲間が働きながら高校教育を続けられるように、メルコリゾーツは、マカオ教育および青年局とのパートナーシップにより「バック・ツー・スクール(学校に戻ろう)」という一般教育プログラムを開始しました。このプログラムは、事業所の学習アカデミーで授業が行われ、従業員は、キャリアを積んでいく上で不可欠な高校卒業資格を柔軟な環境で取得できます。

2010年に開始されたこのユニークなプログラムは、高校卒業資格を社内で取れるという、各スタッフの手の届くところにあり、これまでに年齢層が22歳から50歳以上まで及ぶ75名の学生が登録しました。メルコバック・ツー・スクール一般教育プログラムは、卒業生が自らのキャリア展開の基礎を築くため、地域の高等教育機関でさらなる教育を受ける機会を提供します。